

ご挨拶
日本国および、日本国民は、3/11に発生した超巨大な地震とそれに続く1,000年に一回の大津波による東日本大震災という、日本国の存亡に関わる大きな災害に遭いました。
さらに、この災害を大きなものにした東京電力福島第一原子力発電所事故という天災というよりも人災が事態を一層複雑なものにしています。
(1) 被災された方々に対する救援と支援がまず第一義的に考えられ、行われねばなりません。
(2) そして、それに続いて、現在の日本国および日本国民に対する行動が必要です。
(3) その上で、これからの日本国および日本国民に対するメッセージの発信および行動が必要です。
鎌倉ライブデモンストレーションをその活動の一つとしている特定非営利活動法人ティー・アール・アイ国際ネットワークは、多くの医師・医療関係者によってボランティア的に支えられています。そのメンバーの中から60歳を超えるメンバである私や、横浜船員保険病院院長 遠山 愼一先生をはじめ、多くのメンバーが被災者援助のための医療支援活動に従事しました。
そして、その経験を通して、今後私たちが何をすべきか? それが見えてきました。私は、この連休を利用して、クウェートに出張し、日本・クウェート医療カンファランスという日本国大使館およびクウェート保健省が開催した公式行事に参加すると共に、クウェート国立胸部疾患病院において、慢性完全閉塞に対する冠動脈インターベンションのデモを行ってきました。クウェートと日本国は、クウェート独立宣言から丁度50周年であると共に、国交樹立50周年であり、さらに、イラクによるクウェート侵攻からの解放20周年であり、更には現国王就任5周年という記念すべき年にこの公式行事が行われました。皆様方も御存知のように、クウェートは、4月終わりに、日本国に対して500万バーレルという大変な量の原油を無償供与することを表明されました。自分の医療技術や経験を通して、両国間の友好促進、併せて日本国民のために何か寄与することができたことは、医師としての自分にとってとても嬉しく思います。
私達、特定非営利活動法人ティー・アール・アイ国際ネットワークは、社員総会を開催し、本年の鎌倉ライブデモンストレーション開催の是非に関して検討しました。その結果、全回一致で、「現在の日本国および、国民のため」そして「将来の日本国および、国民のため」本年の鎌倉ライブデモンストレーションを予定通り12月9 - 11日に開催すことを決定しました。もともと皆がボランティアで開催し、無駄を排除して行ってきたライブデモンストレーションではありますが、更に一層の節約を行いながらの開催を行う予定であります。
浜岡原子力発電所の停止に伴い、今後 中部地域においても、東京電力管内と同様に電力不足が予想されます。何れにしても、今後は生活の色々な面において、これまでとは違うやり方が必要だと思います。冠動脈インターベンションにおいても、本当にimagingが必要なのか? そんなことにまで踏み込む必要があると思います。
まだまだ自分自身の考えがまとまっていませんが、ご意見ご批判宜しくお願いします。
湘南鎌倉総合病院 循環器科
札幌東徳洲会病院心臓センター
齋藤 滋

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